意外に知らずに使っている人が多そうなSDメモリカードの特徴

12月 7th, 2016 by admin

SDメモリカードは10万回くらい書き込めると思っている人は、多分NOR FLASHと誤解されていると思われます。よく一声100回とか言われるのです。しかし、この数字は温度や電圧等のワースト条件でのものなので、普通に使っていたら500回くらいはいけるかもしれません。また、100回というのはセル毎の寿命の話なので、100回書き込んだらカードが壊れるということではなく、そのセルが壊れてしまうだけなのです。普通SDカードの中のファームウェアが壊れたセルは使わないように動作するので、書き込みの限界を超えると段々容量が目減りしていくような挙動を示すわけです。SDカードを書き込み中に電源を切ってしまうとデータが壊れます。書き込んでいるデータとは無関係のデータが壊れてしまう可能性もあります。ただ、デジカメの場合はjpegデータが多く、jpegは、実は多少データ壊れても読めてしまうので気づかなかったりします。また、PCでSDカードを外す時は必ずSDカードの取り外しの操作をした方がいいでしょう。デジカメの場合も、データの書き込み中に電源切るのはしないようにしましょう。ただ、高級なデジカメだと電源をある程度の時間保持してデータを守るような動作をしてくれるので大丈夫な場合もあります。SDカードも産業用とか高級なものだと、電源の遮断に対して他のデータを守るようなファームウェアが入っていることもあります。ただ、普通に電気屋で売っているSDカードは期待しない方がいいでしょう。

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