タブレットはスマートフォンよりも画面が大きく、それでいてパソコンのように重いわけではないので、高齢者に大変使いやすい端末だといえます。さらにはシンプルな操作、直感的に使えるアプリも多く、誰でもすぐに始められます。ネットスーパーで買い物をすれば、わざわざ出かけて重い荷物を持ち運び必要もありません。高齢者がタブレットを使うことで自宅にいながら簡単に映画鑑賞したり、ビデオ通話で離れて住む孫や友達とコミュニケーションを図ったり、日々のエンターテインメント性が高まります。ここではそんな、高齢者向けタブレット活用法についてお話していきます。

●高齢者にタブレットがおすすめな理由
〇画面の大きさ
タブレットは、スマートフォンよりも画面が大きいです。スマートフォンの場合、老眼でうまく文字が見えないとか写真が見えにくいという声が多く聞かれます。しかしタブレットならば、そのような問題はありません。視認性が高いため、高齢者も記事を読んだり動画視聴しやすいのです。文字が小さければ、拡大することも可能。

〇運びやすい
タブレットはスマートフォンに比べると画面が大きいため、重さも重いです。とは言え、パソコンよりはかなり軽く持ち運びに問題ありません。軽量で、薄型で、小さなカバンにも簡単に入りますし荷物にならないのです。高齢者でも無理なくどこにでも簡単に持ち運べます。

〇ビデオ通話できる
タブレットでビデオ通話をしたことのある人ならば、その快適さをすでに知っているはずです。スマートフォンのビデオ通話とは違い、画面が大きいので相手の様子が見やすく通話しやすいです。パソコンの場合わざわざ起動しなければなりませんが、タブレットならばアプリを開いたらすぐにビデオ通話開始可能です。遠く離れて住んでいる家族や孫、遠方の友人ともすぐに顔を合わせられるのが魅力ですね。自宅のみならず入院したような場合もタブレットがあればビデオ通話できます。

●タブレットで脳トレのすすめ
このように、タブレットは高齢者にも大変使いやすい端末となっています。そのため、タブレット端末を利用した脳トレが注目され始めています。アプリなども利用することで、脳に多くの刺激を与えられるのです。1人でじっくり考えたり集中するような内容もあれば、複数人で楽しめるようなものもあります。タブレットで脳機能を向上したり維持できるのです。さらには、介護が必要な高齢者がそのようなタブレット脳トレをすることで、介助者にとってもサポートとなること間違いありません。

●おすすめの脳トレゲーム
〇文字さがし
表示された文字から、正しい答えを選んでいくゲームです。制限時間が60秒以内なので、集中力を高められるでしょう。正解が続く程問題も難しくなり、脳トレ効果を発揮してくれます。

〇シルバーレクリエーション
とてもシンプルな内容で、誰でもすぐにルールを理解できて始められます。表示された言葉や絵から答えを選ぶ簡単なゲームなので、認知症の方でも楽しめます。
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